九州住環境研究会

ハイブリッド・エコ・ハートQ

高性能住宅の経済性。

断熱性
全室冷暖房の場合のランニングコスト比較

全室冷暖房のランニングコストの比較は、住まい方の違いや冷暖房温度の好みの違いで異なる面があり、 一概に決められませんが住宅性能が大きく関係してきます。気密・断熱性能が悪い時代には、 全室冷暖房などとても考えられることではありませんでした。 我が国でも戦後、欧米から冷暖房装置が輸入され、一部の金持ちの間で、 セントラルヒーティングが流行しましたが、気密・断熱に関する基本的な考え方が抜けていたために大変なお金がかかる家として敬遠されてしまいました。
したがって、暖房にしても冷房にしても全室冷暖房という考え方ではなく、個別に暖冷房する方式が定着してきたのです。 個別暖房器具や、クーラーなどが家電の主流を占めているのは、そのような過去の歴史があったからです。 そして今、住宅性能が格段に向上した結果、高断熱・高気密住宅の全室冷暖房と、 性能が悪い一般的な住宅における個別冷暖房とでは、各地の実測データーから約3倍もの差がついています。 戦後の夢であった、欧米風の全室冷暖房の住宅は、住宅性能が欧米並に格段に向上した現在、 省エネルギーで健康的な住宅として冷暖房コストも従来の住宅の三分の一で済むといわれる住宅として実現しました。
「ハイブリッド・エコ・ハートQ」は、欧米並の快適性を保証する省エネルギー住宅でもあるのです。

全室冷暖房の場合のランニングコスト比較
実際の省エネ効果
ハイブリッド・エコ・ハートQ工法+オール電化で光熱費を大幅に削減できました。

建設地:鹿児島市
延べ床面積:145.31m²(44.3坪)4人家族

ハイブリッド・エコ・ハートQ工法+オール電化と一般住宅の光熱費
光熱費の比較
月平均差額≒19,000円、年間差額≒228,000円
なんと35年では・・・

228,000円×35年=798万円

※上の表は、同じ広さの住宅の建て替え前と「ハイブリッド・エコ・ハートQ」工法で建て替えた後の光熱費の合計を実測比較した例です。表でも分かるように住宅性能は、光熱費の差となって確実に現れてきます。金融機関の融資を受けたと仮定して35年の返済期間では、なんと798万円もの大差が付いてしまいます。これこそが「ハイブリッド・エコ・ハートQ」工法をお勧めする大きな理由の一つです。